競馬のワイドボックスとは?点数・金額・買い方を初心者向けに徹底解説

「競馬のワイドボックスとはどういう買い方なの…?」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

ワイドボックスとは、2頭以上の馬を選択する買い方であり、馬券の中では最も的中率が高いのが特徴です。

しかし、組み合わせによってはオッズが付かないケースもあるため、点数や金額を考慮しながら予想しなければ、高配当を得ることは困難です。

そこでこの記事では、ワイドボックスの基本的な仕組みや購入方法などについて詳細に紹介します。

ワイドボックスの買い方に興味がある方は、この記事を参考にしてください。

競馬のワイドボックスとは?

ワイドボックスとは、選択された全ての馬の組み合わせをワイドで購入する方式です。

ワイドは、選択した2頭の馬が共に3着以内に入線した場合に的中となる券種であり、2頭以上の馬を選択して予想する複合馬券の中では的中率の高い券種に位置づけられます。

ボックスもまとめて購入する方式であるため、的中率を高められます。

また、的中率の高いワイドとボックスの利点を相乗的に引き出した購入方法とも言え、的中を最優先に考えたい方におすすめです。

ただし、的中率が高い反面、オッズの妙味はそれほど高くないため、点数や購入金額の管理が重要です。

ワイドボックスと他の馬券との違い

ワイドにはボックスだけではなく、流しやフォーメーションといった購入方法もあります。

ここからは、ボックスと他の馬券との相違点についてご紹介します。

ワイド流しとの違い

ワイド流しは、軸となる馬を1頭選択し、そこから複数の相手馬へ流す購入方法です。

軸となる馬が、3着以内に入着しなければ不的中となるため、ボックスと比較して的中率は低くなります。

ただし、ボックスよりも組み合わせ数は少ないため、投資資金を抑制できるほか、1点当たりの購入金額を増額することで、的中時の回収率向上に寄与することが期待されます。

軸馬が明確なレースにおいては、ボックスよりも高配当を得られる可能性が高い馬券種といえるでしょう。

ワイドフォーメーションとの違い

ワイドフォーメーションは、軸となる馬と相手となる馬を複数設定する購入方法です。

軸馬も複数選択でき、例えば、1頭目を5頭、2頭目を10頭選択することも可能です。

非常に自由度が高く、流しのように点数を抑制しつつ、ボックスのように的中率を高めることが可能なハイブリッドな購入方法が実現できます。

ただし、組み合わせ数が多岐にわたるため、点数を算出することが困難です。

したがって、初心者がワイドフォーメーションを購入される際は、自動計算サイトやアプリケーションを併用しながら購入されるのが適切です。

また、組み合わせが多くなりすぎ、結果として点数が増加しすぎる点もデメリットとして挙げられます。

フォーメーションは選択の自由度が過多であるため、上級者向けの馬券種といえます。

ワイドボックスの点数早見表と計算方法

ワイドボックスは、流しやフォーメーションと比較して点数計算が簡潔です。

しかし、競馬初心者の方は、点数を正確に把握しておかなければ予期せぬ出費を招く可能性があります。

ここからは、ワイドボックスの点数早見表と計算方法を紹介します。

ワイドボックスの点数早見表

ワイドボックスは、計算方法がシンプルなので早見表で確認できます。

ワイドボックスの早見表は以下の通りです。

頭数 点数 頭数 点数
2頭 1 11頭 55
3頭 3 12頭 66
4頭 6 13頭 78
5頭 10 14頭 91
6頭 15 15頭 105
7頭 21 16頭 120
8頭 28 17頭 136
9頭 36 18頭 153
10頭 45

ちなみに、計算早見表は、競馬場や場外馬券売り場に設置されているボックス専用の赤のマークシートにも記載されています。

紙の馬券を購入される方は、マークシートで点数を確認するのも有効な手段です。

ワイドボックスの計算方法

ワイドボックスの点数は、早見表をご覧いただくのが最も迅速ですが、計算式も存在します。

以下の計算式にて点数を算出できます。

頭数×(頭数-1)÷2=点数

例えば、ワイド4頭ボックスの場合の計算式と点数は以下の通りです。

4×(4-1)÷2=6

1点100円で購入する場合の投資金額は600円になります。

ワイド7頭ボックスの場合の計算式は以下の通りです。

7×(7-1)÷2=21通り

1点500円で購入した場合の投資金額は1万500円となります。

ワイドボックスの買い方

ワイドボックスは、的中率を高められる買い方ですが、やみくもに購入頭数を増やすとトリガミが発生する場合があります。

そのため、レース傾向や出走馬に応じて点数を調整しなければいけません。

ここからは、レース傾向にあった購入頭数を紹介します。

基本はワイド4頭ボックスがおすすめ

基本的にワイドボックスは、4頭購入を基本とすることが望ましいと考えられています。

これは、4頭ボックスの購入点数は6点と手頃であり、1点100円で購入した場合、投資金額は600円で済みます。

投資金額を抑えつつ、購入点数を広げられる点が利点であり、バランスに優れているためおすすめです。

ただし、4頭ボックスは6点購入となるため、トリガミを回避するには、最低でもオッズ6倍以上の組み合わせを選択しなければなりません。

実力上位馬同士の組み合わせでは、6倍を下回る場合があるため、可能な限り穴馬を組み入れながら予想することが重要です。

なお、一方の馬が穴馬であれば、もう一方が人気馬であっても配当がつくため、オッズを確認しながら購入馬を選定することを推奨します。

堅いレースはワイド3頭ボックスで厚く張る

出走馬の実力差が明確な場合や、出走頭数が少なく堅く決着しそうなレースにおいては、ワイド3頭ボックスを推奨します。

これは、ワイドボックスの購入点数を極限まで抑えた購入方法です。

予想しやすいレースで買い目を広げると無駄な出費が増えるため、可能な限り絞ることが望まれます。

買い目を抑える利点は、出費の抑制のみならず、1点あたりの購入金額を増額できる点にもあります。

配当妙味は大きくありませんが、購入金額を高めることで払戻金額の向上が可能です。

堅いレースや予想しやすいレースでは、可能な限り3頭ボックスで点数を抑えながら購入ください。

難解なレースはワイド5~6頭ボックスで幅広く抑えたい

レースによっては、どれほど検討しても入着馬を予測できない場合や、信頼性に欠ける人気馬がいる場合があります。

このような難解なレースは、ワイド5~6頭で購点数を増やし、的中率を高める購入方法を推奨します。

点数は多くなりますが、難解なレースは配当妙味が高いため、トリガミの発生を抑制することが可能です。

しかし、的中できなければ大きく損することになるため、リスクも高いといえます。

買い目を広げても的中が困難な場合は、思い切ってレース自体を見送る判断も重要です。

難解なレースを購入される際は、あくまでも的中が見込める場合に限定しましょう。

ワイドボックスの書き方

ワイドボックスは、マークシートでもネット投票でも購入できます。

手順通りに行えば、簡単に購入できるため、競馬初心者でも利用しやすいです。

下記は、マークシートとネット投票、ふたつの買い方です。

マークシートの買い方

①【ボックス】と【フォーメーション】の面があるのでボックスの面を使う
②【場名】【レース番号】を記入
③【式別】はワイドを記入
④【枠番・馬番】に購入したい馬番を記入
⑤【1点あたりの金額】【単位】を記入
⑥記入した赤のマークシートを券売機に投入する
⑦馬券が発券される

インターネット投票(即PAT)の買い方

①【入出金メニュー】から馬券購入資金を入金する
②【通常投票】を選択
③【競馬場名】⇒【レース】⇒【式別(ワイド)】⇒【方式(ボックス)】を選択
④【馬番号】で買いたい馬の番号を選択
⑤1点あたりの購入金額を入力
⑥投票内容確認画面で【入力終了】を選択
⑦合計金額入力画面で合計金額を入力し、【投票】を選択
⑧投票完了

ワイドボックスを購入される際は、ぜひ参考にしてみてください。

競馬でワイドボックスを購入するメリット

ワイドボックスは、全券種の中でも安定感に定評のある買い方です。

ここからは、競馬でワイドボックスを購入するメリットを3つ紹介します。

  1. 初心者でも予想しやすい
  2. ダブル的中・トリプル的中を期待できる
  3. 荒れるレースでも幅広く抑えられる

初心者でも予想しやすい

ワイドボックスは、選択された馬の組み合わせをまとめて購入するため、シンプルで予想がしやすいです。

ワイドは、3着以内に2頭以上が入線すれば的中が確定しますので、予想の成否が判断しやすい点もメリットです。

馬単や三連単のように着順を問わずに予想できる点も長所であり、予想の難易度が低いことも利点と言えるでしょう。

ダブル的中・トリプル的中を期待できる

1つのレースで複数の的中を期待できるダブル的中やトリプル的中を狙えることも、ワイドボックスの強みです。

ワイドは、全ての券種の中でも数少ない的中パターンが3通り存在する券種です。

複数の組み合わせが的中した際には、その分の払い戻しもあるため、回収率の向上を期待できる魅力があります。

荒れるレースでも幅広く抑えられる

流しで軸馬を見極めにくいレースにおいて、ワイドボックスは真価を発揮します。

絞って購入する流しでは、狙いにくい穴馬を絡めた組み合わせをカバーできるため、的中率を高められます。

また、波乱のレースではオッズ妙味も高くなりやすいため、多少買い目を広げたとしてもトリガミを回避しやすいです。

荒れそうなレースでは、流しで買い目を抑えるよりも、ボックスで幅広く狙う方が的中に期待が持てます。

競馬でワイドボックスを購入する際の注意点

ワイドボックスは的中率と安定感のある買い方ですが、何も考えずに購入すると回収率は上がりません。

ここからは、ワイドボックスで実際に起こりやすい注意点を紹介します。

  1. 人気同士の決着だと配当妙味は低くなりがち
  2. 購入金額が均一だと回収率が伸びにくい
  3. 堅く決まりそうなレースでは不向き

人気同士の決着だと配当妙味は低くなりがち

ワイドは、全ての券種の中でも配当妙味が低くなりやすい特徴があります。

一般的に、的中率と配当妙味は反比例の関係にあります。

ワイドは的中率が高いがゆえに、配当妙味は低くなりがちです。

特に、人気馬同士の組み合わせでは、オッズが1倍台となるケースも少なくありません。

オッズ1倍台の組み合わせが入線した場合、トリガミの可能性は極めて高いです。

そうなると、回収率はマイナスとなるため、人気馬同士の組み合わせは極力避けるのが賢明です。

購入金額が均一だと回収率が伸びにくい

ワイドボックスは、少ない入力で多数の組み合わせをまとめて購入できるため、非常に利便性が高い方法です。

しかし、ボックス買いは、全ての組み合わせを均一の点数で購入しなければならない制約があります。

期待値の高い組み合わせであれば的中時に回収率の向上を見込めますが、オッズの低い組み合わせで決着した場合、トリガミになる可能性があります。

一括購入の利便性はありますが、細かな設定ができない点は、ボックス買いを利用するうえでの注意すべきポイントです。

堅く決まりそうなレースでは不向き

上位人気馬の信頼度が高く、波乱が見込めないレースにおいては、トリガミが発生しやすくワイドボックスの強みを発揮しにくいです。

そのため、購入点数を抑えなければ回収率向上につなげられません。

また、人気馬同士の組み合わせはオッズが1倍台になることも多々あり、的中しても旨味が少ないです。

堅い決着が予想されるレースでは、ボックス買いで購入するよりも、1点買いで購入する方が得策でしょう。

まとめ:競馬のワイドボックスは正しく使えば強い買い方

ワイドボックスは、的中率を重視する方や競馬初心者にとって、有用な買い方です。

ただし、この買い方が真価を発揮するかどうかは、レースの傾向に大きく左右されます。

また、適したレースでは回収率向上に役立ちますが、不向きなレースでは他の購入方法の方が良い結果となることもあります。

ワイドボックスは、万能ではないため、状況に応じて使い分けるのが重要です。

荒れるレースで幅広く馬券を購入したい場合は、ぜひ活用してみてください。